私のホームページに、そして、ふるさとへようこそ!
一人一人にふるさとがある。
私はこのホームページを訪問いただいた皆さんを、我の故郷へと招待します。
私が生まれ、幼年時代を過ごし、勉学に励み、そして、日本へと移り住むまでに働いていた私のふるさとへ。
私の町 ボロネジ-約100万の人口、400年以上の歴史を持つこの都市は、多くの教育機関を備え、それがゆえに多くの若者の集う町である。
しかし、生まれた里より千キロ以上離れたところに住む者は、その町の地勢、事柄、社会・経済情勢の事柄が、
自らの事柄として、まず、初めに、はっきりと思い描かれる、という訳ではない。
現実的でリアルな小さな町や村として、そして、人の蠢く土地として、愛おしい物/故郷を思い描くことは、
外地に居を持つ者にとって、ある種の困難を伴う。
それは、個々個人の心に残る思いや、時の流れにより誘起される思い出から出来上がる様々な感覚、感情、姿形として、その町の姿が思い描かれるからである。
私もそうである。悲哀、喜び、愁い。もちろん私には全てある。
何から紹介していけばよいのだろうか。。。?
春から始めてみるのはどうであろうか。
5月-私の一番好きな季節である。春真っ盛りの5月の町が大好きです。街は花を咲かせ、人々の外装は、冬から春へと解き放たれる。